なんでモノクロ印刷とカラー印刷で値段がこんなに違うの? 印刷の仕組みを深掘り解説!

皆さん、一度はこんな疑問、抱いたことありませんか? 「モノクロ印刷とカラー印刷って、どうしてこんなに料金が違うんだろう?」って。

白黒のチラシと、色鮮やかなパンフレット。内容の分量はそう変わらないのに、いざ見積もりを取ってみると、その価格差に驚きますよね。もちろん、使う色が増えれば費用がかかるのは当然ですが、その差がなぜこれほどまでに大きいのか、不思議に感じませんか?

今日は、そんな皆さんの疑問を解消すべく、印刷の仕組みと料金の背景にある理由を、分かりやすくご説明していきます!

印刷の鍵は「色の数だけ用意する版」にあり!

印刷物の料金を考える上で、最も重要な要素は「版(はん)」の数です。

私たちが普段よく目にする大量の印刷物、例えばチラシや雑誌は、「オフセット印刷」という方法で作られています。これは、簡単に言うと、色ごとに専用の「版」を作り、そこにインクを付けて紙に色を転写していく、というプロセスなんですよ。

  • モノクロ印刷: 基本的に黒いインク1色しか使いません。そのため、版も1枚で済みます。工程がシンプルなので、費用も抑えられます。
  • カラー印刷: 色鮮やかな表現をする「フルカラー印刷」では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)という4色のインクを組み合わせて、あらゆる色を再現します。つまり、それぞれの色に対応する版が、合計で4枚必要になるんです!

版の数が4倍になるということは、それだけ版を作るためのコストが増えるだけでなく、印刷機に版をセットする手間や時間も増え、各色のインクを管理する費用もかさむことになります。これが、モノクロとカラーで料金が大きく異なる主な理由なんですね。

小ロットの「オンデマンド印刷」でもカラーはやっぱり高め

「じゃあ、少ない枚数なら、版がいらない印刷方法なら安くなるんじゃないの?」と思った方、その通りです!

少部数のフライヤーなどは、「オンデマンド印刷」という方法で作られることが多いです。これは、版を使わず、デジタルデータを直接印刷機でプリントする方法。だから、少量の印刷であれば、オフセット印刷よりも費用を抑えられます。

しかし! オンデマンド印刷でも、モノクロとカラーでは料金に差が出ます。

これは、カラー印刷の場合、印刷機が使用するインクやトナーの消費量が非常に多くなるためです。カラー用のインクやトナーは、モノクロ用よりも高価な傾向にありますし、色を混ぜ合わせて表現する分、使用量も増えます。さらに、カラー印刷は機械への負担もやや大きくなるため、メンテナンスにかかる費用も考慮されるんですよ。

そのため、オンデマンド印刷であっても、カラー印刷の方がモノクロ印刷よりも、どうしても費用がかかってしまうのが実情なんです。

最適な印刷方法を、私たち印刷のプロがご提案します!

ここまで、モノクロ印刷とカラー印刷の料金差の背景にある仕組みを解説させていただきました。版の数、インクの種類、そして印刷機の特性など、さまざまな要素が絡み合って、最終的な価格が設定されているんですね。

「でも、できるだけ費用を抑えつつ、素敵な印刷物を作りたい!」

そうお考えですよね! そんな時は、ぜひ城島印刷の営業担当にご相談ください!

私たち城島印刷の営業担当は、お客様の「こんな印刷物が作りたいんだけど、予算はこれくらいで…」といったご要望から、最適な印刷方法や用紙の選定、特別な加工の有無まで、プロの視点からベストなご提案をさせていただきます。

「このデザインならモノクロでも十分に魅力を伝えられますよ!」とか、「この部数ならオンデマンド印刷よりもオフセット印刷の方がお得になりますよ!」といった具体的なアドバイスなど、お客様にとって最もコストパフォーマンスが高く、効果的なプランを一緒に見つけ出します。

印刷は、単に情報を紙に載せるだけではありません。お客様の想いを形にし、多くの方々に届けるための大切なツールです。

ぜひ、お気軽にご連絡くださいね! 私たちが、皆さんの「どうしよう…」というお悩みを「これで解決!」に変えるお手伝いをさせていただきます!

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この記事を書いた人

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